月別アーカイブ: 2021年1月

奥が深い2

「さぁさぁ!いざ試食!!」

茹で時間7分40秒…。イートインのパスタより15秒オーバー。確実にのびてるだろう。

私はそう思いながら麺を口に入れた。

「ん!?んーーー(。>﹏<。)」

「89点!!!!!!」

「なんで?なんでなん?」いくら自問自答しても答えが出るわけでもなく、目の前にある事実に興奮した。

しかも、あきらかにパスタの質が変わった。今までは『ブツッ』という食感。今回は『もちっブツ』という食感。今回の方がソースとのからみも良く、美味しいのである!!

本当にパスタは奥が深い…(-_-;)

次回は7分50秒で試してみることにする。

奥が深い

ついに7分26秒…。

本日のイートインと同じ茹で時間。

私はまさか!?の結果にびっくりした     Σ(゚∀゚ノ)ノキャー

結果は87点!!!!!!!

やはり、スポンジ理論は正しかった(≧∇≦)b

次はオイル理論を試したいところだが、とりあえず、ベストの茹で時間を決めたいと思う。

という訳で次は7分40秒を試食!!     さすがに点数は下がると思う。そしたら、次は7分30秒という具合に試していき、1番点数の高かった秒数を見極める。

今度はその茹で時間を基本にしてオイル理論。季節変動理論を試して1番アルデンテが持続する調理法を確立していきたいと思う!

そして新たに試したい理論を思いついた。 

「温め方だ!」

現在700ワットの電子レンジで2分温めているのだが、500ワットで3分温めた場合どうなるのか?800ワットで1分30秒だとどうか?

いやはや、本当にパスタは奥が深い…(゜o゜;

茹で時間7分

結果から言うと85点だった。本来なら嬉しいはずが、意外にも私の心は真逆の感情がわいた。

「テイクアウトを初めてから10ヶ月。なぜもっと早く試さなかったのか?」

後悔の念におそわれる。

「今までずっと65点のパスタを出していたのか…」

しかし、いつまでもクヨクヨ考えていても仕方ないと気持ちを切り替える!

…7分。硬めに茹でた(茹で時間を短くした)方が良いと勝手に思い込んでいた。

これは徹底的に検証してみる必要がある。  次は7分26秒(現在店内での提供茹で時間)で試してみる。

これとは別に、また新たに1つ疑問がうかんだ。毎日ベストな茹で時間に微調整しているのだが(昨日は7分23秒)、夏と冬とでは30秒以上の差がある。

「テイクアウトの場合も季節よってこんなに差がでるのか?」

という疑問だ。とりあえず今後の課題として後日検証してみる事にする。

(๑•̀ㅂ•́)و✧

前回の結果をもとに、6分45秒で試してみる。

妻は待ちきれず出来上がり35分で試食  ( ´Д`)=3

「ん!?ヤバい!普通にアルデンテ(*゚∀゚)」

「どれどれ。(´~`)モグモグ おっ(✽ ゚д゚ ✽)」

確かに35分とはいえ、今までとは違う!!これは期待できる!!

ピピッピピッ

50分を告げるタイマーが鳴り、いざ試食!!

「はぁ〜(´-﹏-`;)、50分たってるとは思われへん」

80点だ\(^o^)/

これは旨い!!!!大成功!!!        しかし、目標はあくまで1時間。更に改良を重るぞ!!

次は茹で時間を7分でチャレンジ!!

失敗は成功のもと

「ソース下、麺上、茹で時間6分25秒」で再チャレンジ!!

結果は…

な、なんと!?

50点 (つд⊂)エーン

予想とはウラハラに、よりのびてしまった。 コシもなく、芯も残ってない…。       結果、ソースを上からかけた方がアルデンテが長持ちするという事になる。

あくまでも仮説だが、ソースの油分が麺のノビと関係してるのかもしれない。「茹であげ、冷やしてからオリーブオイルで麺をコーティング」すればもしかしたらアルデンテが長持ちするかも!?

この失敗により、さらなる飛躍の予感にワクワクする私。その前にもう1つ試さないといけないことがある!

そう茹で時間を6分45秒に延ばす事だ!!

前回、「ソース下、麺上、茹で時間6分45秒」で67点だった。という事は、理論上、茹で時間を延ばした方がアルデンテになりやすいという事になる。

次回は「茹で時間6分45秒→流水→氷水→パキパキ前(冷やしすぎない)→オイル無し」で試食してみる。

失敗

ソースを下に、麺を上にしていざ試食!!       成功を確信して臨んだ結果は…。

67点(¯―¯٥)

若干かたくなったかな?って感じで、ほとんど変わらずの結果に意気消沈。

しかし、希望はまだある!!なぜなら、茹で時間を6分45秒に延ばしていたのである。

昨日、もう一つひらめいたのが茹で時間をあえて延ばす事。

スポンジは乾いた状態だと水をよく吸い込むが、水をある程度含ませると吸い込まなくなる。それと同様に麺も今より茹で時間を延ばす事でのびにくくなるのではないか?と考えたからである。

失敗だったのが、それを同時に試したことだ。

これでは何が良くて何が悪いのかわからない。という訳で次は時間を6分25秒に戻して試してみることにする。

65点

従来の作り方(茹で時間6分25秒、流水で荒熱をとり氷水へ、常温よりやや低い温度まで急速に麺を締め、パキパキの状態になる前)で50分経ったものを試食。

「ソースは美味しい!やはり麺が…」    麺にほーんの少し芯はあるものの、アルデンテには程遠い(-_-;)

「やっぱり麺がソースを吸ってのびるから、麺とソースを分けれたらいいんやけど…」と一緒に試食していた妻に愚痴ったその時である! 

「ひらめいた!!」      

まるで漫画に出でくるように、電球が頭の上で光ったのを感じながら私は叫んだ!😆💡

「麺とソースを逆にしたらいいやん!そしたら麺がソースを吸わなくなる!!」

見栄え的にも、ソースが上からかかっていた方が美味しそうなので、テイクアウトでもそうしていたのだが、それをソースを下にしき、その上に麺をのせる事を思いついたのである!まさに逆転の発想!!

テイクアウトパスタ!目指せアルデンテ1時間!

4月から、コロナを乗り切るため始めたテイクアウトパスタ。1ヶ月間、毎日3食テイクアウトの試食を重ね、ようやく出来上がりから30分はアルデンテで食べれるまでになりました!!

麺とソースを一度冷やす事で、テイクアウトでも出来上がりに近い状態で提供可能に!茹で時間、麺の冷やし方、ソースの味付けなど様々な工夫をしてきました。

緊急事態宣言が出て、ここで更に美味しいテイクアウトパスタを作るべく、チャレンジしていきたいと思います!

目標は1時間たってもアルデンテの状態であること!

パスタバカとして、日本一旨いテイクアウトパスタを目指します(^^)/